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ピロリ感染胃炎

ピロリ感染胃炎とは、ピロリ菌感染後、数週間から数ヶ月後以内に、ほぼ100%の人に生じる好中球やリンパ球の浸潤を伴った慢性活動性胃炎のことです。炎症が波及していくと胃の粘膜が脆くなり、胃・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、委縮性胃炎そして胃癌といった様々な疾患を生じます。

最近の日本と韓国の疫学研究によると、胃癌の95%以上がピロリ感染に起因すると報告されています。

ピロリ菌の除菌については、若年者の場合は高校卒業時や就職時などの検診の際にピロリ菌感染の有無を確認し、陽性であれば除菌します。そうすることで、今後、胃癌や胃潰瘍に罹りにくくなります。

一方、50歳以上の中高年の場合はピロリ菌感染率が高く、委縮性胃炎に罹患している人が多いので、除菌後も定期的な経過観察が必要になると思います。

今後、ピロリ菌感染率が7割を超える団塊の世代の方たちが、胃癌後発年齢に差し掛かります。 胃のもたれや不快感など、気なる症状をお持ちの方は、一度ピロリ菌感染の検査をして、必要があれば除菌療法を検討されることをお勧めします。

既に保険適応となっている胃潰瘍、十二指腸潰瘍の場合のピロリ菌除去治療に関しては、こちらをご覧ください。