大腸内視鏡検査について

内視鏡装置

大腸内視鏡検査とは
大腸癌は欧米において消化器癌の中ではもっとも頻度が高い疾患です。我が国においても、近年食生活の欧米化に伴い大腸癌の死亡率が増加しています。大腸内視鏡検査は、大腸を内側から直接にみることができる検査です。
検査を行うためには、内視鏡を注意深く肛門を通して大腸に挿入します。

検査の前に
検査を十分に行うためには、大腸を完全に空っぼの状態にしなければなりません。便が残っていると、よく見えない部分があったり、検査をやり直さなければならない場合もあります。
大腸をきれいにする方法は、前もって詳しくご説明します。

検査のあいだ
検査室では、検査台に膝をやや曲げた状態で体の左側を下にして、横になります。検査は約15分以内に終わりますが、腸が長い場合やポリープを切除した場合など、もう少しかかる時もあります。
検査中は看護婦が付き添いますが、リラックスさせる注射を使用することもあります。

検査の後
最低30分は休んでください。腹部に痛みを伴う緊張感を多少感じる時もありますが、すぐに落ち着きます。ポリープを切除した場合は2時問程度様子をみることもあります。
検査の後、すぐに帰宅する場合や高齢の方は、誰かに迎えに来ていだたいたほうが安心です。

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